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聴覚障害者向け自動車保険「アイドラ自動車保険」日本初
国際グラフ2005年10月号掲載抜粋記事

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<対談>

代表取締役 鍋田 知佐人

ゲスト 秋野 太作(俳優)

国内初!聴覚障害者向け自動車保険安心の携帯チャットサービスで対応
秋野 本日は保険代理店(有)プロ・エージェントさんをお訪ねしています。御社では珍しい商品を扱っておられると伺いましたが、ご紹介頂けますか。
鍋田 アメリカ保険大手AIUグループの「AIU保険」今年3月から販売を始めた日本初の聴覚障害者向け自動車保険『アイドラ自動車保険』です。現在国内で聴覚障害者専用の自動車保険や傷害保険を販売しているのは「AIU保険」だけで、更に代理店としてこの保険を扱っているのは全国に4~5軒しかなく、県内では当社だけです。
秋野 取り扱い代理店がかなり少ないようですが、何か理由があるのでしょうか。
鍋田 この保険を扱うには聴覚障害者との意思疎通が問題になるからです。耳が聞こえないと話すのも不自由な場合がほとんどなため、万が一交通事故を起こされた時でも警察や事故の加害者あるいは被害者に対応する場合、お一人での意思疎通がとても困難でご家族や手話のできる代理人を通さなければならないのです。
秋野 当然、保険代理店さんに事故を通報することも困難なわけですね。
鍋田 はい。そこで私どもでは聴覚障害者が自分の意思を伝えることが困難だという現状を踏まえ、「携帯チャットサービス」という携帯電話のメールのチャット機能を利用して事故を通報できる事故対応サービスをご用意しておりますので、健常者を探して代わりに連絡してもらうという手間をかけなくても、ご自身で事故が通報できます。このサービスに関してはロードサービス並びにコールセンターの運営会社「翼システム㈱」さんと提携し、もしもの時に備えて24時間対応で同じ傷害を持つオペレーターが数名待機しております。
秋野 チャットを通じてのやり取りでも、同じ傷害をもっておられる方のほうが良いからですか。
鍋田 ええ、聴覚障害者の言語というのは手話などを使うために健常者とは若干文法が違い、チャットでも健常者が受け取ると伝わりにくい部分があるのです。そういったことからお客様と同じ立場のオペエーターが的確に情報を受け取らせて頂きます。
秋野 自動車保険に加えてこちらも日本初の聴覚障害専用の傷害保険プログラム『AIUの「手と目の保険」』も販売されているとのことですが、どういう経緯でこれらの保険を扱うようになったのですか。
鍋田 傷害保険や生命保険の代理店として業務を展開していたのですが、「他の代理店が手がけない新しい商品を扱いたい」と考えるようになりました。また個人的に聴覚障害者の協会と繋がりがあったことも理由の1つです。
秋野 聴覚障害者対象の保険ということで二の足を踏まえることはなかったですか。
鍋田 確かに先ほど申し上げた通り、多くの代理店は意思疎通の困難さや、また営業を掛けるにも手話が必要という事情があり、手を付けていないジャンルの商品です。幸い当社には手話ができるスタッフがいましたのでしっかりと対応できるのではと思っていました。ちなみに私も現在手話を勉強中です。
秋野 では御社ではどういう形で営業されているのですか。
鍋田 例えば聴覚障害者の集まりなどがある時に顔を出させて頂き、「こういう保険がありますよ」とアピールさせて頂いています。もちろん手話のできるスタッフがいると言っても保険商品は専門用語が多いので、必ず専門の手話通訳者は通すようにしています。
秋野 始められて反響はいかがですか。
鍋田 お蔭様で少しずつではありますが、お客様が増えてきています。
秋野 非常に意義のある商品だということはお話を伺っていてよく分かりましたが、御社では聴覚障害者向けの保険以外の商品も取り扱っておられるのでしょうか。
鍋田 はい。皆様がテレビCMなどでよくご存知の保険も扱っています。近頃は本当にたくさんの商品が出ていますので、保険のプロとして保険会社別に長所・短所を説明してお客様が本当に求めておられるものをチョイスさせて頂きます。
秋野 ますますのご活躍を期待しています。
専門スタッフが全面的にサポートします
※文中の表記は“平成17年10月”のものです。
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